第３２回技能グランプリで金賞を受賞した鈴木淑仁さんと松井勝彦さんが、3月19日、静岡県庁に招かれ、知事顕彰を授与されました。また選手指導者として堤丈夫技能士会長と守屋一輝技術開発副委員長が、そして選手育成団体として静岡県広告美術業協同組合も褒賞を頂きました。
受賞式では、川勝知事より一人一人に賞状が手渡され、選手代表の挨拶では粘着シート仕上げで金賞を受賞した鈴木淑仁さんが選手代表の挨拶をしました。
知事からは「今回静岡県選手団では19人の選手を送り出し、その内10名が入賞という素晴らしい快挙をあげられました。大変な誇りであります。」と喜びのお言葉がありました。
また各受賞者一人一人にお声掛けがあり、静広美の選手に対しては以下のようなお言葉を頂きました。（一部略）
「日頃の精進を本番でいかに出すことが難しいかということがありますが、鈴木さんは３カ月間精進をされ、しかも10時間の勝負の時間を６回通したということで、いかにすごい努力と信念と継続する力というものを発揮されたのかということで頭が下がります。しかも前回銅賞を受賞され充分に実力が認められていた。しかし富士山のようなトップを目指す、という志がついに叶ったということでおめでとうございます。また同じく広告美術職種におきまして、松井さんが初出場で金賞受賞ということでおめでとうございます。広告美術業協同組合には立派な指導者がいるという背景があって、これまでも28回、29回、31回にも賞に輝かれているという歴史があります。そうした技術の継承が鈴木さん、松井さんになされているという証ではないかと。今度は皆様方がモデルと言いますか、模範となる立場になるということで本当におめでとうございました。」
次回の第33回技能グランプリは令和７年に大阪で開催されます。出場資格は１級技能士である事です。技能検定試験は今年は粘着シート仕上げだけですが、来年ペイントもありますので出場したい方は間に合います。組合には多くのグランプリ出場経験者がおり、入賞できる環境がありますから是非チャレンジして下さい。
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