当組合の静岡県広告美術技能士会は（一社）静岡県技能士会連合会（※以後 連合会とします。）に加盟しており、毎年静岡県からの委託事業であるWAZAチャレンジ教室に協力しています。
この事業は
「学齢期から技能・技術への関心を高め、その大切さを知る機会を提供することにより、ものづくり県としての発展を担う人材の確保・育成につなげる。」という目的で、連合会に加盟する15の技能士会から、県内の小中学校に技能士が派遣されて技能教室を行うというものです。
現在参加する学校は小学校８校（491人）、中学校20校（1,611人）、特別支援学校13校（371人）、計41校2,473人にのぼります。
当組合ではフィルム切り文字という製作体験を行っています。
今年は5校での実施を依頼されておりますが、その第1回目を5月29日 浜松市の浜松開誠館中学校で行いました。
慣れない作業に皆さん戸惑いを見せながらも、次第に夢中になり集中して作業をしてくれます。
出来上がった作品をご家族に自慢する生徒さんも多いようで、ものづくりの楽しさを体験して頂いています。
実は、この事業によりセンスを見いだされ、技能五輪という技能の世界大会に出場するまでになった生徒さんもいます。
また学生の皆さんにはあまり知られていないと思いますが、ものづくりの職業では、その技能や技術を競う「技能グランプリ」という全国大会が2年に一度あります。当組合では毎回選手を送り出し、去年の大会では銀賞と銅賞を獲得しました。
WAZAチャレンジ教室で広告美術（屋外広告業）の世界の魅力をたくさん感じて頂けたら嬉しいです。