【担当技能士より報告】
浜松開誠館中学校を担当させていただきました。
生徒の皆さんは初めて体験する作業ですので、最初は戸惑いがあったと思いますが、技能士が手順を説明し、実際にフィルムをカットして見せ、天赦シートで板面に貼ると驚きの声があがり、技能士尊敬のまなざし…(笑)。一気に集中力が増したようでした。
本当に生徒は目を輝かせ真剣に作品作りに取り組み全員時間内に完成することが出来ました。
皆満足そうな顔をしてくれて、私たちも教え甲斐を感じました。
作品は6月8日(土)の文化祭(真澄祭)で展示するようです。招待券を頂きました。
【広告美術について、生徒への話の内容】
広告美術のフィルム切り文字は今ではあまり使わない技術ですが、仕事の基本となるものですから、その技術を体験することも大切です。
筆からマウス、パソコンからフィルムカッティング/インクジェット印刷と目覚ましい変化をしている今、この業界の現状を知ってもらうことも重要だと考えます。デザインから製作まで、ほとんどの作業をパソコンで行っているので、若い人には興味があると思います。
しかしパソコンも万能ではありません。結局、人がそのパソコンを動かしているのです。どんなに進歩しても、基本の上に成り立って今の業界があり、益々変化がしていくと思います。